ジュエリーの卸売を探している方に:市場で人気の高いジュエリーを効率的に仕入れるには

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ジュエリーの卸売を探していますか?

いつの時代も美しい輝きで人々を魅了するジュエリー。宝飾品としてはもちろん、実物資産のひとつとして所有しておきたいというニーズもあり、需要が絶えません。リセールバリュー(一度購入した商品を、売却する際の価値)を重視して購入する顧客も多く、リセールバリューの高いハイブランドのジュエリーは、市場の人気が集まる傾向にあります。

バイヤーにとって、「顧客に人気の高い商品を、効率的に安く仕入れる」ことは命題です。価値あるジュエリーを仕入れるために、常に良い卸売業者を探しているバイヤーは多いでしょう。

また、デジタルが普及したいま、仕入れの新たな選択肢としてネットオークションに参加するバイヤーも世界的に増えています。

この記事では、卸売業者との取引と、ネットオークションの両方を活用し、価値あるジュエリーを効率的に仕入れるためのポイントを紹介します。

ジュエリーの卸売とオークションの違い

一般的に、バイヤーがジュエリーを仕入れるルートには以下のようなものが挙げられます。
・卸売
・オークション(リアルオークション & ネットオークション)
・展示会
・ECサイト
・フリーマーケット
なかでも卸売は、主に海外のバイヤーにとってジュエリーを仕入れる手段の中心的存在を担ってきました。日本では、ジュエリー卸業者の数が比較的少なく、オークション(コロナ禍以前はリアルオークション)がその中心となってきました。
ただ、2020年のコロナ禍以降、日本を中心にオークションのオンライン化が進み、世界中から参加しやすくなったこともあり、海外のバイヤーもネットオークションを新たな仕入れ先の一つとして活用するケースが増えています。
良い仕入れルートを多く持つことは、バイヤーにとって大きなプラスとなります。ではジュエリーを仕入れる際、卸売、ネットオークション、それぞれをどう活かしていけば良いのでしょうか。両者の活用メリットを整理してみましょう。

ジュエリーの仕入れに卸売を活用するメリット

卸売は、日本国内ではバイヤーがアポイントをとって卸売業者を訪問し、交渉・取引を行うのが一般的です。また海外では、卸売業者が直接ジュエリーを持参し、飛び込みで訪問販売するようなスタイルが主流です。

ジュエリーの仕入れに卸売を活用することは、バイヤーにとって以下のようなメリットがあります。

ジュエリーの仕入れに卸売を活用するメリット(1):スピーディーに仕入れることができる

卸売は、卸売業者とバイヤー間の直接取引で、1対1 の価格交渉が基本です。このため、1日もあれば取引が成立するケースがほとんどです。ネットオークションの場合は下見期間や入札期間を経るため、ある程度の時間を要します。比較すると卸売の方がスピーディーにジュエリーの仕入れを行うことができるといえるでしょう。

ジュエリーの仕入れに卸売を活用するメリット(2):少ないリソースで仕入れることができる 

卸売の場合、卸売業者との1回の商談で、多くののジュエリーをまとめて仕入れることができます。労力を最小限に抑えて量を仕入れることができるため、バイヤーの人数が少ない組織など、ジュエリーの仕入れにリソースを割きにくい場合に有効といえます。

ジュエリーの仕入れに卸売を活用するメリット(3):安定して欲しい商品を仕入れやすい

卸売業者は、卸先のバイヤーのニーズに合わせて商品を提案してくれるため、一定のブランド、価格帯の商品が集めやすい傾向があります。同じようなジュエリーを安定して仕入れたい場合は、卸売の活用が適しているといえるでしょう。

このように、卸売の活用には多くのメリットがある一方、バイヤーにとっては以下のような課題もあります。

・場所や時間に制限がある

対面での取引となるため、商談時間の確保が必要です。また場所も限定されてしまうため、近場の卸売業者との取引が主となりがちです。

・交渉術や経験値を必要とする

卸売業者との商談で取引価格が決まるため、各ジュエリーの相場の把握が不可欠です。また有利に交渉を進めるスキルなど、業界での経験値も求められます。

・一点買いが難しい

卸売業者と取引を行う場合、まとまった量のジュエリーを取引することが一般的です。そのため、商品を一点買いするなど少量での取引が難しい場合があります。

・見ることができる商品に限りがある

基本的に、卸売業者が提示する(陳列する)ジュエリーから仕入れるため、確認できる商品数に限りがあります。

ジュエリーの仕入れにネットオークションを活用するメリット

次に、ネットオークションがジュエリーの仕入れにもたらすメリットについて見てみましょう。
先述したとおり、日本では、かねてより中古ブランド品のオークション(リアルオークション)が盛んに行われており、ジュエリーの有力な仕入れルートとなっていました。そんななか、2020年のコロナ禍をきっかけに、リアルオークションのオンライン化が進行、世界各国から容易に参加できるようになりました。現在ではネットオークションを新たな仕入れルートの一つとして活用するグローバルのバイヤーが増えています。

ジュエリーの仕入れにネットオークションを活用するメリット(1):場所や時間に縛られず仕入れができる

ネットオークションは、下見・入札期間(※)内の都合のよい時間に都合の良い場所から参加し、ジュエリーの仕入れを行うことができます。時間や地域が限定されないため、世界中から参加が可能です。

※STAR BUYERS AUCTIONの場合、下見期間が約1週間、入札期間が約6日間

ジュエリーの仕入れにネットオークションを活用するメリット(2):相場が見えやすい

ネットオークションは商品ごとにスタート価格が設定されており、入札による価格の推移も確認することができます。参加者からの人気が入札価格として反映されるため、市場価値に即した価格になりやすく、相場の知識が少ない方でも参加しやすいといえるでしょう。

ジュエリーの仕入れにネットオークションを活用するメリット(3):交渉が不要

ネットオークションでは、金額を入力しクリックするだけで入札が完了するため、業者との価格交渉などが不要です。交渉に苦手意識のある方でも参加しやすいといえます。

ジュエリーの仕入れにネットオークションを活用するメリット(4):欲しい商品をピンポイントで狙える

ネットオークションはジュエリー1点からの入札参加も可能なため、ピンポイントで欲しい商品を狙うことができます。急な顧客ニーズの変化などにも柔軟に対応しやすいでしょう。

ジュエリーの仕入れにネットオークションを活用するメリット(5):豊富な商品を見ることができる

出品されている商品をすべて見ることができるため、多くのジュエリーを比較検討でき、仕入れの選択肢の幅が広がります。

ジュエリーの仕入れに、卸売とオークションを活用する

ここまで見てきたように、卸売とネットオークションはそれぞれにメリットがあります。
従来、海外では卸売のみでジュエリーを仕入れることが一般的でしたが、最近ではネットオークションを新たな仕入れルートとして活用するバイヤーが増えており、ネットオークションがジェエリーの良い仕入れ先としてますます成長している状況です。仕入れ先を可能な限り多く持ちたいバイヤーにとって、ネットオークションの普及は好機であるといえるでしょう。
では、ネットオークションでは、実際にどのようなジュエリーがどのような価格帯で取引されているのでしょうか。日本の大手ネットオークション 「Star Buyers Auction」の例を見てみましょう。
2020年8月に「パライバトルマリン ダイヤ リング Pt900」が、3,000,000円からスタートし、25,580,000円で落札されたという取引事例があります。高価格帯のジュエリーが数多く出品され、落札されているという状況です。
実は、日本でもリアルオークションが主流だったコロナ禍以前においては、ここまで高価格帯のジュエリーがネットオークションに出品されることは稀でした。しかし、リアルでの取引が難しくなった状況を受け、2020年以降ネットオークションのサービスが充実したことにより、現在では多くの出品と参加業者が集まり、競りが盛り上がっているのです。

卸売・ネットオークションで仕入れたい、リセールバリューの高いジュエリーは? 

では、市場の人気を集めやすい、リセールバリューの高いブランドジュエリーには、どのようなものがあるのでしょうか。日本のネットオークション大手Star Buyers Auctionによると、特に以下の2つのコレクションは長年高い人気を維持しており、世界中のバイヤーからの入札が集まっています。

(1)ヴァンクリーフ&アーペル アルハンブラ コレクション

幸運の象徴である四つ葉のクローバーがモチーフの、アルハンブラコレクション。ヴァンクリーフ&アーペルのブランドアイコンであり、特にアジア圏で高い人気を集めています。現行モデルも、新作であればオークションで定価以上の値が付くことがあります。また廃盤商品も希少価値が付き、高値で取引されることが少なくありません。
価格は常に変動するものの、Star Buyers Auctionでは以下の価格帯で取引されることが多いです。

・ヴィンテージアルハンブラ シェル ネックレス:18万~21万円

・スウィートアルハンブラ シェル ブレスレット:6万~9万円


・ヴィンテージアルハンブラ ダイヤ ギョーシェネックレス(2020年ホリデー限定):33万~36万円

(2)カルティエ ラブ コレクション(ブレスレット)  

途切れない愛を誓うアイテムとして、1970年の誕生以来、大きな人気を博してきたブレスレット。デザイン性はもちろん、ビス(鍵)を相手がとめ、その鍵も預けるという、「恋人に付け外ししてもらわないと身に着けることが出来ない」ストーリー性が多くの人の心を捉えてきました。
現行タイプは、自分で付け外しのできる型にアップデートされており、旧タイプ以上に人気を集めています。
価格帯は常に変動しますが、Star Buyers Auctionでは、ラブ ブレスレットWG(ホワイトゴールド)、YG(イエローゴールド)、PG(ピンクゴールド)各種が30万~40万円の価格帯で取引されることが多いです。
これらのように多くの顧客の人気を集めるアイテムは、バイヤーからのニーズも高いため、中古市場でも品薄となりがちです。より価値ある仕入れを行うためには、有力な仕入れルートを増やし、仕入れ機会を広げていくことが求められるでしょう。
従来の仕入れルートである卸売に加えて、ネットオークションを活用することが、その大きなチャンスになると考えられます。

ジュエリーを仕入れるオンラインオークションはどう探したらいい?

では、活用しやすいネットオークションには、どのようなサイトがあるのでしょうか。日本のネットオークションのオンライン化が進み、多数のネットオークションが生まれています。そのなかでも、多くのバイヤーに支持されているサイトの一つに、日本大手のネットオークションStar Buyers Auctionが挙げられます。
時計、バッグ、ブランドジュエリー、ジュエリー、アパレルなどの各ジャンルのオークションが、毎月2回定期的に開催されています。各回2万5,000点以上という取り扱い点数の豊富さを誇るB2Bネットオークションは、日本国内でも稀有な存在です。
英語、中国語、フランス語などの言語サポートも充実しており、既にアメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアなどの各国から、多数のバイヤーが参加しています。
アカウント開設は、こちらからオンライン上で完結することができます。ぜひ、ネットオークションを仕入れ方法の一つに追加し、より良い仕入れを実現してください。

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